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小学生の頃からいろんな土地に引っ越したことがきっかけで、まち歩き(散歩)や旅好きになり、ゆるゆると続けて30年になりました。

ひとり散歩からサークルでの散歩まで、幅広く経験し、メジャーなスポットからあまり知られていない場所まで、数多く周りました。

このブログでは「1人散歩」や「空いた時間で行ける」「ゆっくりできる」ところを中心に、今まで出かけたスポット等を紹介していきます。

散歩をしたい方はもちろん、行けないけど、サイトを見て行った気になりたい!という人も大歓迎です。
みなさまの出かけるきっかけになるサイトにしていきたいと思います。

少女漫画や恋愛漫画の名作が知りたい!りぼんのおすすめ先生5選も。「りぼん展」

りぼん展の椎名あゆみ先生のイラスト
目次

りぼん 90年代の作家が勢ぞろい!懐かしい付録の展示も!「特別展 りぼん」

この度、株式会社集英社の少女漫画雑誌「りぼん」が特別展が開催しています。

90年代のりぼんを支えた総勢11名の作家さんの原画や描きおろしイラスト、懐かしのふろく、特大パネルや作家さんへのインタビュー映像などがあり、見ごたえは抜群です!

実際にりぼん展に行ってみての、おすすめポイントはこちらになります↓

なんと中学生以下は入場無料お子さんと一緒に行くと1人分がタダになります。自分も楽しんで、お子さんと一緒に遊べるという一挙両得のイベントです。

この時代のりぼんは次々と実写化、アニメ化されて、雑誌全体に勢いがあり、見ていてワクワク感があったこの年代の少女漫画は、親子でも一緒に楽しめると思いました。

プロの原画が見れるチャンス!漫画家志望の人は必見です。

少女漫画の名作が一堂にそろっているので、王道の学園ものから、様々な恋愛模様の漫画、ぶっ壊れギャグマンガ(笑)など、いろんな視点で漫画が楽しめます。

今回は、新宿タカシマヤで行われたもののレポートになります。

またのちほど、今回のりぼん展を見て、小学生~中学生まで「7年間りぼんを買い続けた私がオススメしたい先生5人」もご紹介しますので、参考になれば幸いです。

行けなかった方や、この度9月以降に予定されている鳥取県、岡山県、愛媛県、鹿児島県に開催に行かれる方の参考にはもちろんのこと、新たに読みたい少女漫画を探している方の参考にもなれば嬉しいです。

客層など(平日の場合)
・友達同士
・1人

少女漫画なだけに圧倒的に女性が多かったですが、男性もいらっしゃいました。

あと見かけなかったのですが、親子同士でもよさそうだなと思いました。(理由は前述の通り)

展示会場の入り口

まず目を引くのが入口に入ると、どデカいりぼんの表紙と、今までのりぼんたちがお出迎えしてくれます。

りぼん展のエントランス

な、懐かしい…!こどちゃ、ベイビィ★LOVEとか1番読んでいた時代で、感無量です…涙。
入口ですでにテンション崩壊を起こす(笑)

この入口をくぐると、11人の先生の作品が順に展示されていますが、ここではこの時代に、小学生~中学生まで「7年間りぼんを買い続けた私がオススメしたい先生5人」をピックアップして紹介したいと思います。

少女漫画の王道!水沢めぐみ先生

個人的な少女漫画の王道イメージは「学園」「ファンタジー」「かわいい恋愛」「愛される主人公」と思っています。

その全てを満たしているのが、水沢先生という印象です。(絵柄もふんわりしていて〇)
特に「姫ちゃんのリボン」は姫ちゃんをはじめ、どのキャラクターも好きでした。

「姫ちゃんのリボン」は、主人公野々原姫子が、自分と顔がそっくりな魔法の国の王女エリカから他人に変身できる魔法のリボンを受けとり、様々な出来事を経験しながら、恋や友情を深めていく物語です。

特にこの魔法のリボン…便利で面白そう!と思うかもしれませんが、実はそうではない場面もあったりします。使ったことで救われることもあるし、ツラい思いをすることもあります。

そういったところでの細かい心情表現がとてもいい作品だと思いましたし、姫ちゃんの元気で、どんな状況でも前に進んでいく姿は、見ているこちらも元気になれます。

今は文庫版が出ているようです。

電子書籍もあります。結構なページが試し読みもできるので、一度見てみる価値ありです。リンク先は1巻になってますが、ページ内で全巻買うことも可能です。

そしてリメイク版も出たようですね。

まだ読んだことはないのですが、カラフル感が全面に押し出され、原作とだいぶ真逆な絵柄ですが、これはこれで楽しめそうかもしれません。試し読みができる電子書籍を置いておきます。

話を戻して。ギャラリーには原画に対する裏話的なコメントをよせている先生もいました。

ポコ太…本当にいいヤツなんだよ…涙。最初ネコかと思ってごめんよ(爆)

最後にはりぼん展用の描きおろしイラストが!!この色あせない、癒される感じがホント好きだ…泣
姫ちゃんの決めゼリフ、健在です!

りぼん展の水沢めぐみ先生のイラスト5

学園生活もの恋愛が好きな方にオススメ。吉住渉先生

りぼん連載時に学園生活ものを多く描いているなぁ~と思ったのが、吉住渉先生でした。

特にいつも注目していたのは制服。ちょっとしたデザインのオシャレ感があって、この「ママレード・ボーイ」の制服はかなり好きでした。

また吉住先生は一見、日常感のある漫画かと思いきや、初めの設定にちょっとしたテイストを加えてあるのが特徴。

「ママレード・ボーイ」は二組の両親の離婚→入れ替え結婚から物語がはじまり、「君しかいらない」は恋した転入生がちょっと面倒な状況(?)だったり、「ミントな僕ら」は表紙でみると双子の姉妹だけど実は…など、最初から刺激(笑)を楽しめます。

あとちょっと違うところといえば…通常少女漫画はメインキャラの恋愛のほかに、サブキャラの恋愛模様も描かれ、そのあたりはだいたいメインよりは平和感が漂うのですが、ママレード・ボーイはあまりそういった感じをうけず…(笑)

個人的に茗子の恋愛はハラハラドキドキしました。。。

そんなスリル(?)も味わいたいかた、ぜひに。(新品書籍、電子書籍、それそれ貼っておきます)

実写がお好みの方はこちら。桜井日奈子さんと吉沢亮さんが主演されてました。

桜井日奈子、吉沢亮、佐藤大樹、優希美青、筒井道隆、谷原章介、檀れい、中山美穂 ほか

ちなみにママレード・ボーイは続編で「ママレード・ボーイ little」がちょっと前に出版されました。

メインは遊と光希ではないのですが、ママレード・ボーイに出てきたキャラも出てくるので、懐かしくて楽しめますよ。

吉住先生は、りぼん展用描きおろしイラスト(右)のほかに、原画の作画風景の動画(左)がありました。声、初めて聴いた!

個人的に絵はいまだアナログの方が好きです。(最近デジタルに移行してしまう作家さんが多くて泣…)

アナログは絵からやさしい雰囲気が出てて癒されるのと、色やペン使いに結構個性が出るので、見ていて楽しいです。

大人な恋愛…少し切なさやオシャレ感がほしい方に。矢沢あい先生

絵柄のためもあるのか、どこをとっても切ない雰囲気がある漫画が矢沢あい先生という印象です

中でもこの「天使なんかじゃない」はサイドの登場人物がメインキャラクターとの絡みも多いので、その分人間関係や恋愛模様が複雑化を極めている印象があります。。

主人公が元気な女の子で、生徒会5人組の話というと「楽しい学園ライフ!青春ラブコメ♪」的なことを思い浮かぶかもしれませんが、この漫画にその要素はほとんど感じられません(笑)

だからこそ、読んでてツラい場面もありましたが、悪い人はいなかった気がします。(誰も憎めない感じ…)

キャンパスライフで大人な恋愛事情が好きなかたは一読する価値ありです。

りぼん展の矢沢あい先生のイラスト3

一番好きなシーン。卒業式の日に黒板に書いてた寄せ書き。人によって字体がちゃんと変えてあって、好き。

特にマミリンは「ああっ!絶対こんな感じの字してそう!!」ってすごく思いました(笑)

破壊力抜群!?強めで、ヘビーな笑いを欲しているあなたに。岡田あーみん先生

私のギャグセンス(!?)はこの方と、マンガ雑誌「月刊少年ギャグ王」に磨かれたといっても過言ではないw

言葉はいらない…見れば伝わると思うので、とくとご覧あれ!!

少女漫画なのか…と思わせるほどの画力と力強さ本気度が伝わってきます。←なんの?w

子供の頃だから笑えたのかなと思っていましたが、会場で見てそうでないことが判明(笑)
このパネルみた瞬間から、1人笑いをこらえるのに必死でしたww

会場には愛咲ルイの等身大パネルも(需要…(笑))

ちなみにこの作品「ルナティック雑技団」というタイトルですが、雑技団は一切出てきません(笑)
タイトルセンスもなかなかのハードさを感じますw

この作品は「考えるな、感じろ…」が全てです!!気になった方はぜひ読んでみてください!


新装版にはコミックス未収録原稿も収録されていますよ。(電子書籍は見当たりませんでした)

一途さ、かわいさならこの方!椎名あゆみ先生

最後はこの方!りぼん作家の中で私が1番好きで、今でも読み続けている先生です。

椎名先生の描く主人公は見た目はきれいかわいいという感じですが、性格は芯があって、ぶれないキャラといった印象があります。特に好きなのは目力。よく真似して描いてみたりしてました。(結局真似はできずw)

そして、この「ベイビィ★LOVE」の主人公「せあら」にはいろいろ驚かされることが多かったです。

まず名前(笑)いまでこそキラキラネームが流行ったので、不思議ではないですが、当時はなかなかの衝撃でした。

あとは設定。なんとこの見た目で小学6年生!ちなみにそこの絵にいる柊平は中学3年生です。

話はこの2人のラブコメなのですが、柊平はせあらを子ども扱いして、なかなか認めてくれません。

それでも、せあらは身長をのばして大人っぽい感じにしたり、勉強やスポーツで1番になったりと、少しでも柊平とのいろんな差を縮めて、隣に立つのにふさわしい人になろうと必死に頑張って、でもそれでもダメで…。

普通だったら心折れそうになる場面も、せあらは「一途にまっすぐに」柊平に向っていきます。

そういったにしなやかな強さが、ちりばめられているところに惹かれる物語だと思います。

この原画がまさにそれを表現している感じです。
淡い色味なのに、強い意志が伝わってきます。ああ…ホントアナログの色味すき。

ここでは1番好きな「ベイビィ★LOVE」を推しますが、椎名先生の作品はどれもテンポよく楽しめる作品なので、どの方でも見やすいと思います。

新品や全巻セットが見当たらなかったので、中古の単品と電子書籍を載せておきます。

ちなみに椎名先生は現在Cookieで「三日月と流れ星」を連載中で、こちらもなんと年の差もの!(今度は18歳差)

またコミックスには番外編として、ベイビィ★LOVEの10年後のお話が掲載されています。2人の関係性を知っているので、いつもにやにやしながら見ちゃってますw

りぼん展の椎名あゆみ先生のイラスト5

いろいろ乗り越えて幸せそうなせあらちゃん。今でも好きな主人公の1人です。

今回ご紹介した先生のほかにも、
彩花みん先生(赤ずきんチャチャ)、池野恋先生(ときめきトゥナイト)、一条ゆかり先生(有閑俱楽部)、小花美穂先生(こどものおもちゃ)、さくらももこ先生(ちびまる子ちゃん)、柊あおい先生(星の瞳のシルエット、耳をすませば、銀色のハーモニー)の展示があるので、見ごたえは抜群な特別展だと思います。

今日の一枚

椎名先生の裏話はコレ↓でした。

上記にある絵を拡大したものなのですが、コメントには「目をちょんぎって見開き描いてる!!今ならぜったいこんなことしない(笑)」とのこと。

確かにww言われるまで気づきませんでした(笑)
でもこれだけ拡大してもプロの絵はやっぱりキレイですね。

りぼん展の椎名あゆみ先生のイラスト6

特別展「りぼん」の詳細

料金は?割引はある?

今後開催されるところのチケットを料金別にすると、(1)当日券(しおり付)、(2)前売券、(3)セブンチケット限定プリント付き入場券があります。

金額は【大人】は1,000円~600円、【大学生・高校生】は800円~400円で購入可能で、中学生以下は入場無料になります。

ただし鹿児島会場は大学生の金額表記がありませんので、確認が必要だと思います。(大人と高校生の表記のみあり)

割引等は、障害者手帳を持っている方など(もしくは同伴者)が無料になるケースがあります。会場ごとに違うので、詳しい内容につきましては、下記にご案内する公式HPをご覧ください。

所在地、公式ページなど

「特別展 りぼん」 ※今後の開催予定になります。
JU米子タカシマヤ:
2020年9月9日(水)~9月22日(火・祝)
岡山タカシマヤ:
2020年9月25日(金)~10月5日(月)
いよてつタカシマヤ:
2020年11月18日(水)~12月1日(火)
かごしま近代文学館 かごしまメルヘン館:
2021年3月10日(水)~4月12日(月)

入場料、営業時間等につきましては公式HPをご覧ください。

新型コロナウイルス対策関連
対策をして運営しているようです。(検温、マスク等)
会場によって対応が異なりますので、詳しくは上記の公式HPよりご確認ください。

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りぼん展の椎名あゆみ先生のイラスト

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